したためノート

自分の考えをまとめる為、思った時に思ったことをしたためています

2019-01-01から1年間の記事一覧

歳を取る

私たちの社会システムは基本的に年功序列がベースとなっています。それは儒教の教えによる文化的な背景や、みな均一に歳を取るという公平(?)性、年齢という明確な基準がある為に上下の判断が容易など様々な要素があって浸透したものだと思います。 しかし…

プレゼントとお土産の美学

プレゼントとお土産を選ぶ時、自分なりの考える軸があります。 もちろん、どちらも受け取った相手に喜んでもらうことが大前提ではあるのですが。 プレゼントは、相手の頭にないものを選ぶのが基本だと思っています。 予定調和的、事前打ち合わせされたプレゼ…

人生の楽しみは緩急に見つけたり

人間は、慣れる生き物です。 苦しいことに慣れるのは素晴らしい機能ですが、嬉しいことに慣れるのは少し邪魔な機能です。 最近サウナにハマっているのですが、その魅力は?と訊かれると、緩急であると思うのです。 熱さと冷たさを交互に体験する緩急こそ、サ…

愛とは、向ける対象以外には、ときに残酷なのだ。

「愛とは、向ける対象以外には、ときに残酷なのだ。」 と記事の中の一文が引っかかりました。 確かに、愛情を持つということは、それ以外とに差を付けることなのかもしれません。 昔、親友と友達を仕分けるってのは残酷なことだと思ったのを思い出します。

拗ねる

受け入れることはとても大切なことに思います。 問題の前で拗ねてしまっては、自体は一向に解決しないと、そう知ってはいても、大人になっても、拗ねてしまう人は沢山いるもんだなとよく思うのです。 拗ねるというと、子供の抵抗手段の一つとして連想してし…

田舎の会社

田舎企業に勤めるメリットについて最近思うところがあります。 あくまでも当社は、という話です。 比較的、若いうちに結婚する人が多い、というより殆どのように思います。 私は東京で働いていたので田舎にいたから結婚が早かった、という例には漏れますが、…

悪人

最近、夏目漱石の「こころ」を読んでいます。 その中の一文で、 「悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているんですか。そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にあるはずがありませんよ。平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人…

知的好奇心旺盛な人は、素敵な人だと思う

私は知的好奇心旺盛な人が好きです。そういった人を評価しますし、自分もそうありたいと思います。 私がいつまでも子供らしくありたいと願っているのは、きっと子供のように知的好奇心旺盛なまま、素直に吸収していける精神を保ちたいという想いから来ている…

松竹梅から見るニッチな気遣い

僕が将来やりたいことの1つで、ホテル経営があります。 世界中の美しい景色を望める土地でホテルを営もうという野望なわけです。 その目的として、お客さんに「また来たい」と思わせることはある種、生きるモチベーションを与えることに等しく、それは僕自…

賢い人ほど口数が少ない

と思います。 私はまだまだおしゃべりで、伝えたいことを伝えるのにたくさんの言葉と長い時間を必要としています。そういうところが未熟だなと思うわけです。 貞観政要の本を最近読んでおり、帝王学・リーダー像について考えたりするのですが、その時に寡黙…

与えられてきたと思う

妻が妊娠しました。 引越して少し落ち着いてきたので、そろそろと思っていました。 そう考えて、すぐに妊娠が発覚し、やっぱり私にはそういう性質があるんだなと思いました。 いつも、本当に欲しいものは与えられてきたように思います。 他にも大したことで…

制限がある方が面白い

私は仕事中に遊ぶのが好きです。 それは、大した遊びではなく、休日にやるんじゃつまらないけれども仕事中にやると面白く感じるのです。 ショーシャンクの空にという映画の中で、主人公が刑務官にうまく取り入って、ビールの差し入れを得ます。 そして囚人た…

科学信仰

私たちの国は無神論者・無信仰者が多数を占めております。 私も含めてですが、神や仏の存在を本気で信じている人々を、おかしいとか、怖いだとか、頭が悪いんじゃないかと見てしまう傾向があるように思います。 事実、世界三大宗教の信者数だけで40億人。イ…

日本の美学 不完全さ

この国の美学の一つに不完全の美学というものがあります。 これは欧州にはないもので、なんでこんな美学が生まれたのかなと考えると、無常観に着想を得ていると思います。 千利休が不完全の美学を語り、清少納言も満月より幾分か欠けているほうが美しいと言…

偉くない

始業開始の40分前には出勤してるのですが、暇なので会社の前の道を15分だけ毎朝掃除しています。 特に誰かの為ではなく、なんとなくやってたことだったのですが、毎朝やってるうちにこれは結構自分の為になるなと思ったので続けるようになりました。 昔、東…

ガラス製品と命

私はガラス製品を見るのが好きです。 以前も書いたかもしれませんが、ガラスの美しさとは輝きだけではなくその儚さ、その形を保つことの難しさ、無常度の高さに起因すると思っています。 人の命は地球よりも重いと言って、かつて日本はテロリストの要求を呑…

不思議な自信

今日スピーチを無事に終えました。 前日に思い付いた掴みが我ながら見事にハマり、リラックスした雰囲気を作れたことが功を奏しました。 こないだ書いた仕事観をかなりコンパクトにまとめた内容で臨んだわけですが、その前日に父からスピーチの内容を見せろ…

言い辛い

大抵社長というのは、営業職から出世していくのがよくあるケースです。 昔、会社の先輩とそのことについて話しました。 良い営業マンが良い経営者ではないでしょう? という話題です。 たしかにそうだ。数字に強いだけじゃ経営者になるには力不足。ただ、営…

仕事観

来月、全社員の前でスピーチをする機会があり、その原文として書いておこうと思います。原文なので、あまりキレイにはまとまりませんが、後に清書する時の自分へのヒントとしてなるべく多く書いておきます。 私の仕事観とは、「おもしろきこともなき世をおも…

感じてから考える

普段、自分がふと思ったこと・考えたことを忘れないうちにメモして、そのことをネタ帳代わりにブログを書いています。 何か書こうと思って、テーマを探すのではなく、 ふと何かを感じて、そのことについて少し考えを深めてみると、今まで気付かなかった関連…

「おもしろい」は話し手のマナー

ユーモア・おもしろいを織り交ぜて話をするということは、話し手としてのマナーではないかと思います。 私自身、話し手である時に気を付けていることですが、この話をあまり人にしてしまうと話すこと自体難しく考えられてしまうので自戒に留めています。 人…

言葉にできねえ

広義の表現物に対して、言葉で評論・共有してしまうのは、侮辱的ではないかと思うことがあります。 例えば絵を描く人は、絵で表現することが自分の世界を現出させるのに適した方法であるとして描いているわけです。 その絵の美しさというのは、言葉で代替表…

無常度

物の価値について、有限性という言葉で語っていましたが、無常度と言い換えた方が意味として美しく纏まるのではないかと思いました。 ガラス製品の美しさについて、過去書いた記憶がありますが、改めて書くと、 光を受けて輝く様だけではなく、その脆さ・儚…

コンビニのエロ本

コンビニのエロ本というのは大抵トイレ付近にあったりするもので、 男性であればトイレに行く途中、ちらって目をやってしまうことが多いのです。 まじまじと見ることができないからこそ、そのイメージは強烈に残ります。 そしてイメージがあっているか確認す…

人間関係のフィルタリング

私の人生で大きな引越しは今回で3回目となるのですが、引越しをする度に人間関係について考えたりします。 今日はそのことについて。

「線を引く」思考から脱するために

なるべく「線を引く」思考は辞めようと思っています。 線を引く思考の罪は重々承知していますが、これを脱するのはなかなか難しいものでもあります。 「線を引く」ことを好む人は確率信者だとも思えます。 線を引くとは、何かと何かを大分するという意味であ…

ノーマルな感性

妻には、お金に不自由がなくても、バイトでも時短でもいいので働き続けて欲しいと言っています。できればお客さんや不特定多数の人と関わるような仕事で。 それは、いつもノーマルな感性を持っていて欲しいと思うからです。 ノーマルな感性とは、「大半の人…

ゲームの面白さが行き着くところ

今日は朝4時に起床し、予定通り美術館を回る為のルートを調べ、妻を見送り、身支度を済ませて家を出て、コンビニの喫煙所でコーヒー飲んでから電車乗るかと思って立ち寄り、そこで色んなことを考えているうちに「書き残さなきゃ」という衝動に駆られて予定…

はじめての部下

とても私的な内容です。 ちょっとだけショッキングな出来事と今の心情について書きます。 自分は期待に対して嬉しいんだか怖いんだか。 昨日は出張で東京に来ていた父と私の妻と3人での夕飯でした。 これ自体はちょこちょこあるイベントなのでさほど珍しい…

コミュニケーション中毒

これは、SNSに対する風刺写真であるわけですが、 私はSNS中毒というより、その本質はコミュニケーション中毒ではないかと思うわけです。