ヘビーな寄付
幸せをお金で買う5つの授業という本は4年ほど前に読んだのですが、良い本だったと記憶していたので改めて読み直しています。
お金の使い方に関する本なわけですが、
その中で
時間・金を人に寄付する行為は、「私には寄付できるくらい沢山時間やお金がある」と認識させる行為で、寄付者自身に幸福を感じさせるとの話があります。
読んでいて思ったのは子育てです。
子供は、時間とお金を私から大量に吸い取る生き物で、子育ては経済合理性に欠いた行為であると思うわけです。
子供はかわいい。でもかわいいというだけではなく、それ以上に幸せを感じられるのはこの寄付のメカニズムも関係しているのかと考えさせられました。
結局は、足るを知ることが幸せなんですね。
足るを知る方法が、他者への寄付であって、私はそれ子育てというヘビーな寄付行為で知ったという話。
衣食足りて礼節を知るという言葉も私は好きなんですが、
衣食足りたら、足るを知る。これが幸せへの2ステップでしょうか。