プレゼントとお土産の美学
プレゼントとお土産を選ぶ時、自分なりの考える軸があります。
もちろん、どちらも受け取った相手に喜んでもらうことが大前提ではあるのですが。
プレゼントは、相手の頭にないものを選ぶのが基本だと思っています。
予定調和的、事前打ち合わせされたプレゼントは例外として、サプライズを提供しようと思ったら、相手の知らないものや自分じゃ買わないだろうなというものを贈るのがベストであると思うのです。
とはいえ、そんなこと簡単に言っても難しいと思われがちですが、よくやるのは、
自分用には買わない・使えないような高級品を選ぶのがベターであると思います。
高級品といっても、数万数十万といった金額の話ではなく、
その商品にしては高い価格帯という意味です。
例えば、1万円のシャンプーとか。
昔、会社の先輩の奥さんが出産で入院した際、毎日洗髪してもらえないので、たまの洗髪くらい良い香りのシャンプーでリフレッシュしてもらいたいと思って1万円のシャンプーを贈りました。それは本当に喜んでもらえたのを覚えています。
逆に、私があまり好きじゃないのはカタログギフト。
正直、選ぶのはすごく疲れます。その面倒な判断を贈られた側に押し付けているようで好きではないのです。
お土産は必ず消耗品にします。
正直、お土産ってのは他人の思い出でしかないので、形として残り続けるものはNG。
思い出のある人とない人とでは品物の見え方が全く異なります。
だから、食べ物だったり、入浴剤的なものだったり、消耗品がベターな選択だと思うのです。
というのが、贈り手としての私の美学です。