制限がある方が面白い
私は仕事中に遊ぶのが好きです。
それは、大した遊びではなく、休日にやるんじゃつまらないけれども仕事中にやると面白く感じるのです。
ショーシャンクの空にという映画の中で、主人公が刑務官にうまく取り入って、ビールの差し入れを得ます。
そして囚人たちが刑務所の中でビールをうまそうに飲むというシーンがあります。
刑務所の外で飲んでもそこまでおいしく感じられなかったであろうビールを、あそこまでおいしそうに飲めるのは、刑務所という制限があるからこそです。
味覚が、感覚が研ぎ澄まされ、次はいつ飲めるかわからないビールの味を全身で受け止めようと味わっていることでしょう。
そんな感じで、私は制限があるからこそ面白さを感じる神経・感性が鋭利になると思いますし、制限・ルールがあるから工夫を凝らす・凝らすことができるのだと思います。
全くの自由では面白さを生み出すのはなかなか難しいものだと思うのです。
0を1にするよりも、1を2にする方が楽チンです。
土台がなくては工夫もアイディアも生まれません。