絶対的な幸せと相対的な幸せ
私の価値観ですが、幸せは絶対的な幸せと相対的な幸せに分類されると思っています。
多くの幸せは相対的な幸せに分類されると思っていて、例えばお給料が高いというのは相対的な幸せであると思うわけです。
何を基準に高いのかと言えば、もちろん周囲の人たちと比較してということになりますし、例えば一流企業の管理職である貴方がいて、同級生は皆経営者クラスであれば、世間的には成功していても、同窓会では劣等感を感じることでしょう。
一例として給料というものを取り上げましたが、その他にも、自分のパートナーの美しさや、美味しい食べ物や、自分の乗っている車のカッコ良さなど例を挙げればキリがありません。
私たちが日頃から追いかけている幸せ(だと思い込んでいるもの)は多くの場合相対的なものであると思うのです。
ですが、中には稀に絶対的な幸せもあります。
私の場合、自分の子供は絶対的に可愛いもので、例えばモデルの子供たちが通う幼稚園に我が子が入園したとしても、
「あっちの子の方が可愛いな。うちの子供と交換してくれないかな」とは思わないわけです。
その他にも、1人で黙々と楽しめることは絶対的な幸せであると思っています。
誰かとシェアしなくたって十分に楽しめるもの(私の場合、良書だったり、映画だったり)は、周りの人から時間の無駄だのとこき下ろされようがお構いなしで幸せなのです。
自分にとって、絶対的な幸せが何なのか、今一度噛み締めると人生の価値観は少し変わるんじゃないかと思います。
職人さんって職業による絶対的幸せの探求者だなーと最近しみじみと思います。